EPSグループ 株式会社EPファーマライン
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第67回EPファーマラインセミナー(オンライン/Zoomウェビナー)終了のご挨拶

主催
株式会社EPファーマライン
開催期日
2021年12月21日(火)

第67回EPファーマラインセミナー(オンライン/Zoomウェビナー)は、多くの方にご参加いただき、無事開催することができました。誠にありがとうございます。
参加いただきました皆様には、本セミナーについての貴重なご意見・ご要望をいただき、重ねて御礼申し上げます。
次回開催案内につきましては、改めてお知らせさせていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、第67回EPファーマラインセミナー(オンライン/Zoomウェビナー)の内容に関しましては下記をご覧ください。

講演内容

講演
『22年度薬価制度改革の検証』~岸田政権発足後の課題と製薬業界の明日~

株式会社 薬新 代表取締役
MEジャーナル発刊責任者
井高 恭彦 氏

22年度の薬価制度改革は10月に発足した岸田政権が今後、製薬業界とどう向き合っていくのかー。その基本姿勢を占う歴史的なターニングポイントといっていいでしょう。
16年末に官邸主導でまとめた、いわゆる4大臣合意に記された課題への対応は、20年4月の「中間年改定」で概ね完了。22年度の改革から、新たな検討課題について議論が始まりました。
「売れ過ぎたら下げる」という市場拡大再算定のあり方、数量シェア8割を超える後発品薬価のつけ方、医療現場に不可欠で途切れることが許されない基礎的医薬品の薬価水準などが焦点になりました。
勿論、永遠のテーマである画期的な新薬の評価のあり方も議論され、類似薬を超える有用性をいかに、斟酌するか、医療保険財政とのバランスにいかに配慮すべきか、真剣な意見が交わされました。
もう20年以上、続いている「調整幅」のあり方も検討課題に上がり、間接的に医療機関、医薬品卸、メーカー間の取り引き慣行を改めて問い直す流れになっています。
コロナの緊急事態宣言、自民党総裁選、衆院選と、世の中全体が大きく揺れ動く中での議論は決して十分とは言えず、未消化のまま継続課題となった課題も多々あります。しかし、そのひとつひとつは、明日の製薬業界を変え得る起爆力を秘めています。
22年度改定論議の経緯を振り返りながら、新薬企業(大手、中小)、後発品企業に与える影響 、今後、向かうべき方向性を探っていきたいと思います。

演者プロフィール

講師写真

井高 恭彦(いだか やすひこ) 氏

株式会社 薬新 代表取締役
MEジャーナル発刊責任者

【略歴】

医療、医薬品業界の取材歴30年を超えるベテランジャーナリスト。
大学卒業後、医薬品、医療専門誌の取材記者として医薬品業界、厚労省、国会などを担当。
19年4か月勤務の後、独立し、09年4月、医薬、医療、健康情報の通信社(株)薬新を設立する。
2010年、医療機器、医療技術のビジネス情報媒体「MEジャーナル」を創刊。取材領域を医療、医薬品、医療機器などヘルスケア産業全般に広げ、精力的に取材、執筆活動を展開する。
企業や団体を対象にした診療報酬、薬価制度関連のセミナー、勉強会などで講演実績多数。
「顔の見えない産業」といわれる医薬品、医療機器業界の動きをわかりやすく解説し、一般国民との間つなぐ「橋渡し役」を自任する。

◎ブログ「薬新カフェ」(毎週月曜日更新)
好評発信中⇒http://www.yakushin-iryou.co.jp/

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