第31回
テーマ
話題の新薬の解説も!認知症治療薬に詳しくなる
日 時
2024年4月25日(木)19:30~20:30
講 師
須田 史朗(すだ しろう)先生
プロフィール
自治医科大学 精神医学講座 教授
1996年東北大学医学部卒業、自治医科大学附属病院、Yale大学医学部分子精神医学研究部門博士研究員、浜松医科大学子どものこころの発達研究センター助教、自治医科大学精神医学教室講師などを経て、2015年より現職。専門領域は、臨床精神医学、分子精神医学、行動薬理学、社会精神医学、気分障害、発達障害。著書に「キャラクターが来る精神外来」(金原出版、2022 )など。
内 容
高齢化に伴い増え続ける認知症。長年使われてきたコリンエステラーゼ阻害薬やNMDA受容体阻害薬に加えて、認知症の原因となるアミロイドβの蓄積を抑制するという新たな機序を持つ認知症治療薬、レカネマブが2023年待つに発売されました。同薬は、待望の新薬として報道でも取り上げられるなど期待されています。そこで今回は、新たな薬も含めた認知症治療薬について、機序の違いなどとともに、実際の臨床現場での使い分けなどについて、須田先生に解説いただきます。